チャンスを味方にする思考法

人生、山あり、谷あり。考え方を変えることで、チャンスは味方してくれる。

完璧主義者の「足りないコンプレックス」と上手く付き合い、コンプレックスを自分の個性と捉える方法

コンプレックスは誰しも多少なりとも持っているもの。

 

コンプレックスは、本当の自分を見失うときのバロメーターであり、
上手く付き合えば「成功者の要素」としても活用できるものです。

 

今日は、私の「足りないことが怖い」という、
完璧主義者の「足りないコンプレックス」について、語ってみたいと思います。

 

 

完璧主義者の「足りないコンプレックス」

 

私自身が「足りないことが怖い」という、
完璧主義者の「足りないコンプレックス」をもっています。

 

モノに対しては足りないと不安になるので、常にストックは多めです(笑)

 

カバンの中は、ドラえもんのポケットですか?というくらい、
万が一のときのために、なんでも揃っています(笑)

 

仕事や出来事でいえば「できていないことが怖い」ので、
完璧さをストイックに追求しすぎ、自分を追いつめます。

 

他人と比べると、実績や評価が「足りない」と感じてしまうので、
気後れしてしまうことが多く、
冷や汗びっしょりで、周りにビックリされます(笑)

 

足りないコンプレックスゆえに、満足できない

 

「できているから、大丈夫だよー!」

「できているのに、なぜ、できていないって思うの?」

 

そんなふうに、よく言われていました。

 

コンプレックスに気づかなくて、自分では当たり前だと思ってのですが
完璧にできるまで自分にOKが出せないタイプでした。


いつも「足りない、まだまだだ…」「これではダメだ」と、
足りないコンプレックスゆえに、満足できる終着点に辿り着けない。

 

もっと!もっと!と、
ストイックに足りないものを埋めようとしていました。

 

そして、その完璧の終着点の理想が高すぎたので、
永遠に「足りない」を埋めきれず、
周りの人はもっとできているはず…と思い込み、
気後れからの脱出ができずにいました。

 

足りないコンプレックスで満足できないから、自信がもてない

 

人は満足していたら怖いものがないのですが、
満足していないと「足りないものが見つかったらどうしよう!」と怯えます。

 

そうなると、一歩踏み出せない。気後れするのです。

 

やってみて足りないものが見つかったときに、
補ったり、足せばいいだけのことなのに、足りないことが怖いのです。

 
この気後れするのが嫌で、
ずっと足りないコンプレックス克服方法を考えていました。

 

コンプレックスを克服するのではなく、上手く付き合っていく

 

コンプレックスは、多かれ少なかれ、誰しももっているものです。

 

ただ、根強いコンプレックスは、なかなか克服できない上に、
自分を嫌いになる原因になる。

 

私自身、「足りないコンプレックス」からの気後れ現象は、
自分の嫌いな部分なので、
気後れして、自分らしさが発揮できないときの後悔や残念感は半端なかったです。

 

あるとき、自分で「なんでこんなに、足りないことが怖いのか…」を考え、
克服する方法を模索し、努力と分析を積み重ねました。

 

【分析①】ないものを数えて、あるものが見えていなかった

 

自分になくて、相手にあるものを数えだしたら、
自信がなくなってしまうのは当たり前だ…と気づきました。

 

自分らしさを中心に考えたら、
ないものではなく、あるものを活かせばいいのです。

 

その「あるもの」が私の個性であり、私らしさだと気づいたときでした。

 

【分析②】足りないもの(こと)が見つかったら、やりながら経験値で埋めていく

 

「揃ったら始める」はタイミングを逃します。

 

足りなくても、やりながら足していけば、
その経験が足りないものを補ってくれることを知りました。

 

足りなくても怯えなくてすむ方法に気づいたときでした。

 

【分析③】他人のゴールと私のゴールは違う

 

気後れするときは、
他人のゴールに自分のゴールを重ね合わせているときだと気づき、
自分のゴールに照準を合わせました。

 

そうすることで、他人のゴールは気にならなくなり、
ゴールが違うのだから、人は人…と考えられるようになり、
足りないことで怖くなったり、焦ったりしなくなりました。

 

【分析④】評価基準が違う環境に身を置いた

 

価値観というのは、それぞれ違うものです。

 

私が「足りない」と感じるものが
「足りていて当たり前」という価値観の環境にいると、
自分を否定してしまいますが、
「足りない」と感じていてっも「それでもいい」という環境にいると、
自分に自信がもてるようになります。

評価基準が違う環境にいるから精神的にキツイのであって、
評価基準が自分にあっている環境だと、
自分らしさが発揮できる場所なんだと感じました。

 

価値観が合う場所にいないことが原因なので、
自分に合った価値観の環境に身を置いた方が、
納得がいく評価が得られて自身が回復します。

 

コンプレックスは自分の個性

 

コンプレックスを持つことは悪いことではなく、
上手につき合うことで、可能性が広がるものだと思います。

 

コンプレックスがあるからこそ、
反動のエネルギーが強く、ふり幅や可能性が大きくなる。

 

コンプレックスを行動のモチベーションに変えることで、
自分らしさや個性として活かすことができるのだと思います。

 

私自身、完璧主義者の「足りないコンプレックス」を
行動のモチベーションに変え、自分の個性を磨きたいと思います。

 

 
▼ 思考法 参考記事 ▼

lclab.net

 

 

written by 上平薫里:人材育成コンサルタント

 

▼ 上平薫里のプロフィール ▼

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