チャンスを味方にする思考法

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コロナ危機用語とニューノーマルの生活はSNS疲れに効果的

コロナ危機の自粛生活で、
どうしてもインターネットからの情報量が多くなってしまい、
SNS疲れの人も多いと思います。

先日、クライアントにSNS疲れの傾向があったので
「心の危機管理」をコロナ危機用語で説明したら効果的だったので、
少しシェアしてみたいと思います。

 

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常に戻る中で、
意識を少し変えるだけで楽になるかも…

 

 

SNS疲れに効く!コロナ危機用語

 

コロナ危機用語はカタカナだらけで、
慣れるまで言葉のインパクトに押され気味でしたが、
危機管理には「荒療治」的なものも、ときには必要です。

 

コロナ危機用語は、
日本より少し早くに海外での参事を目の当たりにしたこともあり、
カタカナだらけの言葉のインパクトも、
そのまま素直に「危機」として受け止められました。

 

これをSNS疲れの表現に当てはめれば、
そのまま素直に「心の危機」として受け止めやすいのかもしれません。

 

SNSにもある「クラスター」や「3密」の危険性

 

SNSには、小さなバブルがあると思っています。

 

これは、ある種のクラスターや3密で
「エコー・チェンバー現象」といわれるものと同じ考えです。

 

エコー・チェンバー現象の「3密」で起こる「クラスター」

 

ある閉じた空間でエコーのように響き渡る共鳴室を意味する言葉ですが、
これはまさに、ライブハウスやカラオケボックスのイメージです。

 

SNSという閉じた空間では、
同じ趣味趣向や同業者などの似た価値観の人が集まりやすく、
まさに「密」な状態をつくりだしてしまいます。

 

この閉じた3密の空間にいると、
価値観の押しつけや凝り固まった特定の考え方が
エコーのように反響してしまいます。


そして、いわゆる「同調圧力」のような波が起こります。

 

そうなると、何が真実かは関係なくなり、
SNS上の小さなバブルが暴走する危険性があります。

 

これは正に「集団感染(クラスター)」状態です。

 

▼ 思考法 参考記事 ▼

korewatamichi.hatenablog.com 

オーバーシュート・スーパースプレッター・ソーシャルディスタンス・ロックダウン…

  

SNS上の小さなバブルでのクラスターの特徴は、
スーパースプレッター(通常よりも大量のウイルスをまき散らして多くの人々を感染させる人)が存在して、
クラスターが大きくなり、オーバーシュート(感染爆発)を引き起こすということ。

 

同調圧力に屈して「違和感」を感じていても反論できないし、
ソーシャルディスタンス(社会的距離)をとることもできない。

 

エコー・チェンバー現象から抜け出すには
ロックダウン(都市封鎖)が楽かもしれません。

 

あら、使ってみると、本当にたくさん当てはまりますね…(笑)

 

SNS疲れに効く!ニューノーマルという新しい生活様式

 

コロナ危機では「ニューノーマル」という新しい生活様式が発表され、
ウイルスと共に生きるということが必要になりました。

 

感染から身を守るために取り入れる新しいルールは、
SNS疲れにも効果があると思っています。

 

フィルターバブルと換気【風通しを良くする】

 

ネット上の危険性は、フィルターバブルという状態もいわれています。


これはAI化が進み、
検索サービスなどので検索履歴や閲覧履歴を元に、
ユーザーが好む情報をカスタマイズされているので情報収集しやすい反面、
自分が創りだしたバブルのフィルターに包まれている状態なので、
自分と異なった視点の情報に触れる機会をなくしてしまう…というもの。

 

要は、風通しが悪い状態なのです。

 

先ほどのエコー・チェンバー現象を加速化させてしまう要因もあるので、
情報の3密になりやすく、クラスター化しやすい。

 

ここで効果があるニューノーマルは、
ソーシャルディスタンスを意識して、風通しよく情報の換気をすることです。

 

SNSのソーシャルディスタンス(社会的距離)、
これは本当に大事なことだと思います。

  

ネットリテラシー問題やSNSのエチケット・マナーに効く!ニューノーマル【真正面を避ける】

 

ネットリテラシーが問題になっている昨今ですが、
SNSでのエチケットやマナーはコロナ危機の前から荒れている印象でした。

 

コロナ危機の不安で心が荒れ、より拍車がかかったように感じます。

 

そんなときは、ニューノーマルにある「真正面を避ける」が効果的です。

 

多くの方が頭の片隅に「ネット情報には嘘も多い」とわかってはいても、
その情報に振り回されている現状には、
「真正面を避ける」受け止め方が効果的です。

 

「真実」は、その立ち場に立てば、いろんな側面を持ちます。

 

三者の私たちが「真実」と決めつけないように
「受け流し方」も併せ持つくらいで丁度いいのでは?と感じます。

 

まともに真正面から受け止めない方が良いことも多いですね。

 

▼ 思考法 参考記事 ▼

korewatamichi.hatenablog.com 

コロナ危機で人と人との距離が分断された今、その意味をどう捉えますか?

 

コロナ危機で人と人との距離が分断され、
ウイルスと共に生きるためのニューノーマルの基本は
ソーシャルディスタンスを保ち「少人数での行動」です。

 

「これが意味するところは何?」と考えたことはありますか?

 

私は、個々がしっかりと強くなる必要性を感じました。

 

それは、心も、実力も…です。

 

今までは個々のチカラや心が弱くても、
「誰かと一緒に」「誰かに所属して」という
グループ化して強化する傾向がありました。


しかし、拠り所に所属していることは、自分のチカラではない。


ちょうど、コロナ危機の少し前から
「それでいいのだろうか?」という風潮も出始めていました。

↑ ドラマなどでもテーマになっていたり…

 

結果、新型ウイルスによって人と人との距離が分断され、
一人のチカラが問われることとなったように思います。

 

SNS疲れの人は「誰かと一緒」を選ぶ傾向にあり、
孤独を怖がりますが、
自粛生活で孤独になってみて、
今まで見えていなかったものが見えたと思うのです。

 

SNSでは表面的な部分しか見えてきません。

 

この自粛生活の孤独を体験して、
今まで見ていた世界が全てではないことも
肌で感じたのではないでしょうか。

 

私たちは、とても大事な感覚を取り戻すために、
人と人との距離を分断する必要があったのかもしれません。

 

ニューノーマルの生活も、SNS疲れに用いると効果的ですね。

 

▼ 思考法 参考記事 ▼

korewatamichi.hatenablog.com 

 

written by 上平薫里:人材育成コンサルタント

 

▼ 上平薫里のプロフィール ▼

korewatamichi.hatenablog.com

  

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ワンステップ 上平薫里