人類の歴史に大きな影響を与える出来事の真っただ中にいる意識【もう少し先を見る思考法】
「ウイルスと共に生きることを学ばなければいけない」と
フランスの首相が発言され、
「ウイルスと共に」を取り入れた新しい生活様式は、
「ニューノーマル」といわれるそうです。
まるで、江戸時代から明治時代に
時代が大きく変化したときのようだな…と、私は思いました。
時代の変わり目にいる意識
トム・ハンクスが大学の卒業式で
「おめでとう、選ばれし人々よ(Chosen One)」とスピーチした通り、
私たちはいま、時代の変わり目にいるのだと感じます。
※ 詳細は、こちらの記事をご覧ください▼
あまり意識はないけれど、
今の私たちは「人類の歴史に大きな影響を与える出来事」の真っただ中にいて、
ウイルスという敵と戦っている。
正直に言うと、そんなに大きな出来事の中にいることを
あまり意識していなくて、
ただ、この厄介なウイルスの影響で、
今まで味わたことのないストレスをたくさん抱えて生活しています。
何年か、何十年か経ったときに、
ようやく、そのことを実感できるのでしょう。
今はまだ、そんな実感がもてないほど、心に余裕はない状態ですが、
もしかしたら、
坂本龍馬も同じように感じていたのかもしれない…と考えるときがあります。
それゆえに、
トム・ハンクスのスピーチは素晴らしいな、と感じるのでしょう。
▼ 思考法 参考記事 ▼
真っただ中にいるときは、切り替えて考えることが難しい
真っただ中にいたら、
思考を切り替えて客観的に捉えることは難しい。
しかし、今、コロナ禍の状態で、
いろんな人と話していて思うことは、
「人間性が露見する」ということです。
難しいけど、ポジティブに捉えられる人の行動と、
難しいからこそ、不安に飲み込まれてしまう人の行動は、
今だからこそ差が出てきています。
もう、コロナ以前の元の暮らしには戻れない
今から思うと、コロナ禍以前の生活は幸せでした。
もう元の暮らしには戻れない…と突き付けられると、
懐かしくも思うものです。
しかし、元の暮らしに未練たらしく執着しても、
「ウイルスと共に…(with コロナ)」の生活は、
私たちの命を守るための生活なので受け入れざるを得ない。
「変わらないといけない」とわかっていても、
感情とは別の部分で突き付けられると、
ストレスによる反発心も生まれやすく、
しばらくは、みなが混乱するのだと思います。
▼ 思考法 参考記事 ▼
近すぎる先を見過ぎず、もう少し先に視線を移す
車で高速道路のカーブを曲がるとき、
近すぎる先を見ていると側壁にぶつかります。
スピードも出ているので、大事故に発展してしまいます。
だから、視線を「近すぎる先」ではなく、
カーブの「もう少し先」に合わせてハンドルを切る。
そうすると、上手くカーブを曲がれます。
今、コロナ禍の真っただ中では、
どうしても近すぎる先を見てしまうのかもしれませんが、
坂本龍馬が明治維新の先を見ていたように、
もう少し先の未来に視点を合わせた方が、
今後に生きる行動を選択できるように思います。
「人類の歴史に大きな影響を与える出来事」で、
これからどう生きるのか…を考える時間にしてもいいかもしれません。
▼ 思考法 参考記事 ▼
written by 上平薫里:人材育成コンサルタント
▼ 上平薫里のプロフィール ▼
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