言葉に感情をこめることができる人は、成功する！

人材育成の仕事がら、
成功する人と成功しない人と出会います。

「その差は？」ということを、
たくさん考えリサーチや分析をして、

さらに
自分が体験してきたことも踏まえて、
セミナーや研修でお伝えします。

で、
確実に違う「その差とは？」は、
ここかな…と思います。

言葉に感情をこめることができる人

私は芸術大学出身で音楽を学びました。

ミュージカルやオペラのように、
「感情をこめる」という訓練を、
毎日のようにやっていたわけです。

「言葉に感情をこめる」ことの大切さを
体験から知っています。

人の心を動かしたいと願うのなら
「言葉に感情をこめる」ということは必須なのです。

営業や販売の企業研修では「トーク集」を
つくってもらうこともあるのですが、

その際、
「セリフ」のように、
感情をこめずに話してしまう人がいらっしゃいます。

要するに、
言葉に心が乗っていないのです。

言葉に心が乗っていない、
感情が別のところにあることを
相手は容易く見抜きます。

ここ、侮ってはいけない。

そこから相手が心を開くのか、心を閉ざすのか、
決まっていくのです。

出版している人に
「何冊も出版できる人のポイントは？」と尋ねると、
「コミュニケーションスキルが高い人」と返ってきました。

トップ営業の人に
「営業成績が良くなる秘訣は？」と尋ねると、
「コミュニケーション能力の高い人」と返ってきました。

人が人と接するとき、
必ずコミュニケーションが発生します。

私もときどき、
「日本語が通じない人がいるな…」と思うくらい。(笑)

↑　同じ日本人なのに…

上手く喋れる人がコミュニケーション能力の高い人ではなくて、
相手の立場に立って配慮できる人は、
コミュニケーションが円滑。

そして、
言葉に感情がこもっていて、
心が言葉に乗っていることを感じられれば、

そのエモーショナルな言葉に心が動かされ、感情移入し、
気持ちよく交流ができます。

「言霊」といわれる由縁なのだと思います。

言葉と一緒に
「想い」が伝わるコミュニケーションは、最強なのです。

written by 上平薫里：人材育成コンサルタント

WEBサイト「THE ROOTS」にて、インタビューを掲載いただきました。

Kaori Uehira Express by writing

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