チャンスを味方にする思考法

人生、山あり、谷あり。考え方を変えることで、チャンスは味方してくれる。

相手を理解するということは、相手に興味をもつということ

先日、30年ぶりに「英会話」を体験しました。

 

私はアメリカで生活した体験があるので、
ある程度、日常会話には困らない。

 

ズルい英語というか、
英語の単語が思い浮かばなくても
質問などを繰り返しながら、
なんとか、
会話したい内容にたどり着くことはできるのです。

 

そんな「ズルい応用」ではなく、
ちゃんと英会話の中から、
文法チェックや新しいボキャブラリーを教えてもらい、
自分の英会話レベルをチェックしていただきました。

 

そんなことをしていたら、
30年の間に忘れていた感覚を呼び起こしていたようです。

 

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自由な発想の原点「つっこんだコミュニケーション」

 

「上平さんの発想はアカデミックだ!」

 

そんなふうにいわれることもありますが、
私の自由な発想の原点は、
英語のコミュニケーションから
生まれているのだと思うのです。

 

英語のコミュニケーションは、
日本語のコミュニケーションとは少し違います。

 

どう違うかというと、
「ファジーではない」ということです。

 

英語のコミュニケーションは、
会話の中でつっこんで聞いて、相手を理解するということ。

 

日本語のコミュニケーションのように、
忖度とか、空気を読むとか、
ファジーな会話の曖昧さはありません。

 

これは、習慣や文化の違いから生まれるもの。

 

たとえば、
アメリカは多人種多文化の国。

 

みんなが違っていて当然。

 

違いをリスペクトするということをおこなわないと誤解が生まれ、
円滑なコミュニケーションにはならないからです。

 

そのために、
つっこんだコミュニケーションから
「相手を知る」ということをおこないます。

 

相手を理解するということは、相手に興味をもつということ

 

私は日本人ですが、
アメリカで過ごした時間で得た感覚は、
いまの私を形成しています。

 

日本人は、なぜか、
どんなときでもグループ化し、
集団の中で生きることを選びます。

 

集団から出ることを良いとせず、
「みんながやっていること」が判断基準となり、
そこから「良い」「悪い」を決めたがります。

 

よく、お母さんが、
「みんながやっているでしょ!」なんていいながら、
子供をしつけようとしますが、
これでは、
子供の個性を規制してしまいます。

 

日本人は農耕民族なので、
集団の中で生きてきた歴史があり、
みんなで協力しないと
生きていけなかったからなのかもしれません。

 

ただ、時代は流れ、
コミュニケーションも変化してきました。

 

欧米化して個性が重視され、
インターネットというツールの発達により、
個々が自由に発信できるようになりました。

 

しかし、
あくまでもインターネットでの発信は、
一方的な要素が強く、
モラルの欠如も問題視されています。

 

コミュニケーションの基本に戻り、
「相手を理解することは、相手に興味をもつこと」と捉え、
違いをリスペクトできるようになれば、
人と比べて劣等感を抱く必要もなくなります。

 

日本語コミュニケーションの良い点、
英語コミュニケーションの良い点を活かした、
どんなケースでも円滑なコミュニケーションを
心掛けたいと思います。

 

 

written by 上平薫里:人材育成コンサルタント

 

 

WEBサイト「THE ROOTS」にて、インタビューを掲載いただきました。

ワンステップ 上平薫里

 

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