ポジティブシンキングができない私、ダメなの?【より良い人生を送る思考法】
いま、ツライ時間を過ごしている。
どうせ、このまま、つまらない人生を送るのだろう…
あの人の人生はいいな、華やかで…
私は、あの人より劣っている気がする。
また上手くいかないかもしれない…
そんなふうに思いながら毎日を過ごす。
それは、人生という時間の無駄遣い。
誰もが願う、
「より良い人生」を送るための思考法を考えていきたいと思います。
ポジティブシンキングができない私、ダメなの?
「より良い人生を送る思考法」といわれると、
「『ポジティブに考えろ!』ということですよね?」と感じます。
私自身、どんなに頑張ったって
ポジティブシンキングができないときがあります。
そんなとき「だから私はダメなんだ…」と
自分を否定して追いつめてしまうのではなく、
そんなダメダメな私も受け入れて、
ときにはネガティブの塊のような自分自身を愉しんでみる。
底に沈むときは一番下の底まで沈んで、
底に「デン(タッチ)」して、
浮上する勢いをつけて戻ってくるのです。
まるで、水泳の50mターンのように…
どうしても悪い方向へと思考が向いてしまうとき
「どうせダメだ」「また失敗する」
「誰かに奪われるかもしれない」
そんなふうに、
どうしても悪い方向へと思考が向いてしまうときは、
きっと、ネガティブな妄想に囚われているとき。
そう、問題は自分の心の中にあります。
この自分の心というものが一番厄介(笑)
ネガティブな妄想は、
どれだけ勇気を振り絞って振り払っても
ゾンビのように襲いかかってきます。
どうやって、振り払ったらいいのでしょうか。
「どうせダメだ」妄想からの転換
「どうせダメだ」と思いながらやってみたら、
「あれっ???できちゃった…笑」
そんな経験があると思います。
問題は「どうせダメだ」と思って行動しないことなのです。
「どうせダメだ」と思ってもいい。
「どうせダメでもやってみる」に置き換えられる思考法が、
より良い人生を送る思考法です。
▼ 思考法 参考記事 ▼
「また失敗する」妄想からの転換
失敗して失うものの大きさは、
どれくらいのものでしょうか。
きっと、そんなに、たいしたことないはずです。
それを「失敗したら、次はないかもしれない」
「失敗したら恥ずかしい」と自分にプレッシャーをかけ過ぎて、
「また失敗したらどうしよう…」と不安になるのです。
成功から学ぶものより、
失敗から学ぶことの方が大きな成果につながります。
失敗したっていいのです。
失敗する不安で行動にブレーキをかけてしまうのは
「失敗したらどうしよう」の裏に隠れた「プライド」です。
「失敗したらどうしよう」と考える人は、
その言葉の裏側で「私が失敗するなんて…」と、
プライドの無駄遣いをしています。
もしもプライドをもつのなら、
「『失敗したらどうしよう』と不安になりながらでも
やってみた自分の行動」にプライドをもつ。
その結果、失敗したとしても
反省点、足りなかった努力を知ることができる。
その方が、これからの大きな財産になるはず。
失敗を恐れてブレーキをかけて逃げるのではなく、
失敗から学ぶためにチャレンジしてみましょう。
▼ 思考法 参考記事 ▼
「誰かに奪われるかもしれない」妄想からの転換
よく「パクられた!」「取られた!」「奪われた!」と
感情的になっている人がいらっしゃいますが、
たとえば、あなたのアイデアを誰かが奪ったのなら、
それは「奪う価値があるものをあなたが創りだした」という事実。
それは素晴らしいことだと思います。
そして、
あなたはそれを「生み出す」能力がある。
ということは、
たとえ誰かに奪われたとしても、
また新しいものを生み出す方法を
あなたは知っているのです。
ここに視点を変えて、
自信を持ってみてはいかがでしょう。
「誰かに奪われるかもしれない」と
生み出したものを抱えこみ、執着する。
奪われる恐怖を抱え、視点や行動がどんどん小さくなる。
そんな人は魅力的でしょうか。
新しいことをどんどん生み出す人の方が
魅力的で人を惹きつけます。
もしも奪われたとしても、
「良かった!私のアイデアが誰かの助けになる」
「誰かの口を借りて、私のアイデアが広がっていく」というように
考え方を変えてみたら、
ネガティブな妄想から解放されて、あなたの心が自由になる。
きっとそれは、
より良い人生を、
明るい明日を運んできてくれる思考法なのだと思います。
▼ 思考法 参考記事 ▼
思いぐせを改善して、ポジティブシンキング効果を実感する
ネガティブに考える、ポジティブにとらえる、など
人によって「思いぐせ」があります。
この自分の「思いぐせ」がどんなものなのか、
それをまず知って受け入れる。
そこからスタートです。
いきなり「ポジティブシンキングで!」といわれても
「受け入れられない」「反発心を抱く」のは、
この「思いぐせ」が人それぞれ違うから。
どうしても悪い方向へと思考が向かってしまうなら、
少しずつ、上記のような「変換」をおこなっていけばいいだけのこと。
1回できたら、自信になる。
2回できたら、もっと自信になる。
3回できたら、習慣に変わっているかもしれません。
小さな自信を積み重ね、大きな自信に変えていく。
そんなふうに「思いぐせ」を改善して、
ポジティブシンキング効果を実感すれば、
ネガティブな、ゾンビのような妄想から解放されます。
その積み重ねが、
より良い人生を送る思考法のポイントだと思います。
written by 上平薫里:人材育成コンサルタント
WEBサイト「THE ROOTS」にて、インタビューを掲載いただきました。
Kaori Uehira Express by writing
- 上平薫里 ライティングサイト -
無料のコラム掲載。